中銀カプセルタワービルは、メタボリズムを象徴する建築として知られています。
私が訪れた時期は解体直前で、建物は工事用ネットに覆われていました。
解体の理由は老朽化であり、独特の構造のため修繕が困難だったことも背景にあります。
挑戦的でユニークな建築だけに、個人的には可能であれば修復しながら残してほしかったという思いもあります。
しかし、解体の声が大きくなってきた2005年ごろの資料を確認すると、雨漏りや空調設備の故障が頻発しており、居住環境としては厳しい状況だったことも理解できます。

解体時には23基のカプセルが保存され、現在は東銀座の「SHUTL」や和歌山県立近代美術館、サンフランシスコ近代美術館などで展示されています。