東京体育館は、設計を槇文彦氏、構造設計を木村俊彦構造設計事務所が担当し、1990年に竣工しました。
直径約120メートルのステンレス製の曲面屋根が大きく浮かび上がる外観は、「宇宙船」のようです。
メインアリーナ、サブアリーナ、屋内プールで構成される複合スポーツ施設です。

固定席約6000席を備える大規模体育館でありながら、アリーナ部分を地下に沈めることで、周囲の住宅地に配慮しつつ建物の高さを抑えた構造となっています。

槇氏は、藤沢市秋葉台文化体育館の設計を通じて、スタジアムで用いられる湾曲屋根の造形や耐食性の高いステンレス素材のシャープな表現を追求し、その成果を本施設でさらに発展させたとされています。