建築概要

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム(旧神奈川県立近代美術館)は、坂倉準三が設計した、日本初の公立近代美術館です。

設計思想

坂倉はル・コルビュジエに師事し、モダニズム思想を日本の文脈に翻訳した建築家で、本館にもその影響が色濃く表れています。
建物は池に張り出すように建ち、独立柱によるピロティが水面に浮かぶ軽やかな構成を生み出しています。
平面構成は四角い中庭を中心に展示室が回廊状に取り巻く構造で、コルビュジエが提唱した「無限成長美術館」の理念を踏襲したものとされています。
実際に、コルビュジエが国立西洋美術館の現地視察で来日した際、坂倉の案内で本館を訪れたと伝えられています。

建築的価値

この建築はDOCOMOMO Japanの「日本の近代建築20選」に選ばれ、国の重要文化財にも指定されています。